いよいよ、4月。
小学校の入学式を控えて、子どもも親もワクワク、ドキドキな日々を送っていらっしゃるのではないでしょうか。
4月や5月は、小学校に通い始めた子どもが不安的な気持ちになりやすい時期でもあります。
突然、「学校に行きたくない…」という子も、多くなります。
こんなとき親として、何をしてあげたら良いのか…。
そこで、今回は、小学校1年生になった子どもが「学校に行きたくない」と言い出す原因とその対応方法について紹介します。
我が子の突然の「学校に行きたくない」という心の叫びに、慌てず、冷静に対応していきましょう。
原因が分かれば、対応することもできまので、心配しなくても大丈夫ですよ!
小学1年生 学校に行きたくない原因は?
小学1年生が学校に行きたくない原因の主なものは、次の3つです。
・ママと離れるのが寂しい
・小学校の環境に慣れることができない
・勉強が分からない
この中でも圧倒的に多い原因は、「ママと離れるのが寂しい」です。
「園でも親元を離れて通えてたのに、なぜ?」
と、首をかしげてしまいますよね。
実は、家の玄関先から、もうママとはお別れじゃないですか。
それが、小学1年生には、少し寂しいようです…。
また、小学校に上がると、担任の先生も優しく見守ってくれるというよりも、子どもを自立できるように指導するという面が強くなります。
園の先生みたいに優しく見守ってくれるという面が薄れてしまうので、「寂しい」という感情が強くなってしまう子がいます。
そして、小学校に上がると、園との生活とは違いますよね。
- 決めたられた時間、授業を受けなければならない。
- 通学班などで異学年の交流がある。
- いろんな園から、いろんな1年生が集まってくる。
こんな風に、慣れない環境に対応しきれない子どももいます。
特に、授業中しっかりと座っていられない子、よそ事を始めて隣の席の子とけんかになってしまう子など、授業環境になかなか慣れない子どもは多いです。
保育園や幼稚園の頃から訓練してくれる園も増えてはきていますが、実際は、なかなか対応できない子もいます。
そして小学校になると勉強が始まりますね。
今では、小学校に上がる前に平仮名やカタカナを習得していたり、たし算やひき算を練習していたりする子も増えていますが、小学校で初めて習うという子もいます。
周りの子がどんどん分かるのに、自分だけ分からない…と最初の最初でつまずいてしまう子もいます。
このように小学1年生には、学校に行きたくないな…と思ってしまう原因がたくさんあります。
子どもがこのように悩みを抱えている時に、一番、頼りにするのは自分の両親です。
子どもの学校に行きたくない原因を明確に把握し、どのように対応したら良いか考えていきましょう。
原因別の親の対応方法
子どもの学校に行きたくない原因は、先に述べた通りです。
どんな原因であっても、親が子どもに安心できる居場所をつくってあげることができると解決することも多いです。
こんなときこそ、慌てずに、しっかりと子どもの気持ちを受け止めて、支えてあげましょう。
それでは、原因事に対応方法を紹介します。
ママと離れるのが寂しい
小学校に上がると、突然、「大きなお兄さん・お姉さん」扱いをしてしまう親も多いでしょう。
しかし、まだまだ、子どもは甘えたい時期。
たくさん愛情表現をしてあげて、子どもに安心感を与えてあげましょう。
学校に行くときに、玄関先での「いってらっしゃい」が寂しくて泣けてしまうのなら、通学団と一緒に歩いて行くのも方法の1つです。
通学団の後ろから、こっそりとついて行くのもありです。
「ママがついて来てくれる」という安心感があると、子どもも安心して学校に行けます。
また、学校に行く前に、「いってらっしゃい!」と、ぎゅーっと思いっきり抱きしめてあげるのも効果があります。
私の息子も、毎朝ぐずぐず言って学校に行く時があったのですが、
「ママが今日もがんばれパワーをあげるね!」
と言って、玄関でハグしてあげると、笑顔で学校に行けました。
そして、学校から帰ってきたら、「今日も一日がんばったね!」とハグで迎えてあげてください。
こんな風にたくさん愛情表現をしていくと、いつの間にか、子どもは一人で学校に行けるようになっています。
安心するんですね。
本当にママの存在の偉大さが分かりますよね!
小学校の環境に慣れることができない
生活環境になかなか慣れないときは、子どもが家に帰ってきたら、たくさん遊んだり、話を聴いたりする機会を作ってみましょう。
大好きなお菓子を食べながらでもいいです。
今日学校であった楽しかったことや嫌だなと思ったことなど、なんでも共感的に聴きましょう。
話を聴いているうちに、子どもがどんなことが慣れずに困っているのか分かってくるでしょう。
そうしたら、子どもと一緒に解決方法を探したり、担任の先生に相談したりして困っていることをなくしていきましょう。
もしも、子どもの気持ち的な慣れのことならば、家に帰ってきたら、思いっきり遊んであげましょう!
子どもの好きな遊びを一緒にしてあげて、学校でのストレスを発散させるという方法もありますね。
小学校の生活に慣れないなと子どもが感じていても、家庭での居場所がしっかりとあれば、大丈夫!
子どもは安心して、学校に通えます。
家庭でのサポートがあれば、小学校生活も徐々に慣れてきますよ。
勉強が分からない
勉強が分からないことが原因にあるときは、子どもと一緒に勉強をしましょう。
子どもって、ちょっとしたことで学習につまずいてしまうことが多いんです。
子どもが理解しやすい言葉で教えてあげたり、ゆっくりと一緒に問題を解いたりするだけでも、分かるようになることはあります。
それに、ママやパパだったら、「〇〇が分からない」と素直に聞けますよね。
担任の先生には緊張して聞けないとか、クラスのみんなの前では恥ずかしくて聞けないということは多々あります。
忙しくても、5分から10分程度、一緒に勉強をしてみましょう。
分からないことから、子どもは解放されますよ!
まとめ
小学1年生の学校に行きたくない原因や親の対応方法をご紹介しました!
親が子どもに安心感や居場所を与えてあげることが、解決方法に繋がっていることが多くあります。
子どもが悩んでいるときは、親も一緒になって悩んで、共感的に受け止めてあげましょう。
子どもとの絆も深まるはずです!
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